【新唐人2016年3月13日】
香港でインフルエンザが猛威をふるい、水曜日までに74人が死亡しました。公立病院は、内科病棟に患者が溢れ、空きベッドが無い状況です。そもそも香港では人口の老齢化が進んでおり、病院不足の問題があります。この状況は今後2か月間は続くと見られています。
この一週間では24人が死亡し、死亡人数の最高を記録しました。 香港感染病及び伝染病センター総責任者の何栢良(か はくりょう)さんは、「今年のウイルスは例年と同様ですが、病院のベッドが全く足りていません」と話しており、病院不足の問題を指摘しています。
何栢良さん
内科病棟の患者は、ほとんど80~90歳の高齢者で この比率は年々多くなっています。高齢の患者は一度入院すると長期間の療養が必要なので、他のリハビリ病院への入院が難しい状況です。
何さんは、このインフルエンザは、引き続き1,2ヶ月は継続するため、特に年配者と子供は、しっかり予防対策を取るべきで、不安定な気温に注意するよう呼びかけています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/11/a1257098.html (中国語)
(翻訳/碧眞 ナレーター/佐藤 映像編集/李)